2年間ほど、犬山市の明治村にてボランティアガイドをしていた際に知った「すき焼き」の
歴史と時代背景。
昔から明治村の建築物が好きだった。でもいざ、海外の方に紹介しようと思っていても、
私の小さな脳みその中には、その建物と時代背景の知識が全くなく、勉強のつもりで
始めたボランティア。少しずつ、慣れて海外から来るお客様に案内できる程度になった。
世界の歴史と日本の歴史の長さを比べられると、困るけれど、昔の日本人が成し遂げた
精巧な建築技術と知恵を理解頂けた瞬間がとてもうれしかった。
そこで、今日は、「すき焼き」の原点、「大井牛肉店」を紹介。
この建物は、1887年に現在の兵庫県生田市に建てられた。当時、神戸港から牛肉と
いうものが運ばれ、文化人から庶民の口にも入るようになった。
夏目漱石もよく食べていたらしい。「牛肉を食わねば開化不進奴(ひらけぬやつ)」と。
1872年には、すでに明治天皇が牛肉を召し上がったという記録もある。
「すき焼き」というのは「鋤焼き」が語源で、「鋤」の上で鳥や獣の肉を焼いた
ことから「すき焼き」と呼ばれるようになった。(ちなみに東京では「牛鍋」と呼ばれていた)
ここ明治村では、当時の作り方を再現して「すき焼き」を頂くことができる。
砂糖をまず鉄鍋にひいて、その上に牛肉を。その上から秘伝のたれを注いで、あとは、
野菜を乗せて、いただきます!
この建築物、西洋と日本の伝統的は意匠が組み合わされているため「擬洋風」と呼ばれている。
柱は西洋建築に見られる植物の葉をモチーフにした装飾。ベランダも当時は新しい建築デザイン。
されど、恐るべし。この建物、木造建築。すべて、左官が作り上げた芸術作品。器用そのもの。
中央にある鶴は、「戻り鶴」といい、お客様が再度戻ってきますようにと、当時は商店の軒先につけられることもあったそうな。
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このすき焼きに合わせたいワインは?やっぱり万能選手といえば・・主人のブログ
「オールマイティーなワイン」を読んでみてくださいな。