ビオワインが、去年あたりから、市場に出てきて話題を集めています。
健康志向に強い日本人には、この言葉に対して敏感になり、「ビオワイン」しか
飲まない人もいます。私の知人にも、ビオにはまって、二日酔いがしない、とか、
安全だから、とビオワインしか口にしないと。
そもそもビオワインって何なのでしょう?
ビオワインとは有機栽培で育った葡萄で作ったワインのこと。
そして、その栽培にもいろいろな方法があるので、簡単に紹介します。
①普通のワイン・・・特に自然環境に注意を払わず、生産の安全性、農作業の効率を優先し
化学肥料、農薬を使います。
②リュット・レゾネ・・・いわゆる減農薬栽培のこと。必要な時に最小限の化学肥料、農薬を使用。
③ビオロジー・・・・・化学肥料、農薬は一切使用しない。施肥が必要な場合は、有機肥料を。
ただし、病害の予防に胴と硫黄の散布は認められています。
④ビオディナミ・・・・化学肥料、農薬は一切使用禁止。
プレパラシオンという調合剤を畑にまき、天体の動きに応じて農作業を。
かなり宗教的思考で作業が進められる。
と、ざっと4種類です。①~④に向けて、自然派志向が強くなります。
こだわる方は、「酸化防止剤」の「亜硫酸」が入っているか否かで、ワインを選ぶとか・・・・。
実際、「ビオ臭」という、ビオワインに出てくる香りは、亜硫酸の量を減らしたり、なくしたり
すると出てくる。気になる方は、気になるかもしれないけれど・・・。
③と④で造られたワインを今では、ラベル表示で確認することも可能。二つほど、紹介を。
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このマークがボトルの裏についていると、ビオワインということ。
でも実際、有機農法で昔から造っているワイナリーは、「ビオワイン」という言葉を知らない、という
ところも。
自然と科学と人の調和を試みながらワインを造るのが理想。そのために、有機栽培や、
亜硫酸を添加しないワインを造ることは、理想である。しかし、本当の目的は、そこではなく、
美味しいワインをつくり、喜んでワインをいただく、そして、その結果、土地や風土をこれ以上
汚染されないように守っていく、これこそが栽培の基本ではないかと思います。
これこそが、人と自然と科学のバランスを保つことが一番重要なのでは。