ここは大須にある、洋食亭「御幸亭」。大須の洋食というと「キッチン東京」へ・・という若者が
多いが、この「御幸亭」は、さらに奥が深い。
大正12年に創業して以来、今でも美味しい懐かしい日本の洋食を提供してくれるお店だ。
有名なのは、ここの「味噌カツ」「オムライス」「ハヤシライス」・・・。
「旨い!」の一言。
こちらは、ランチメニュー。少し贅沢に、エビフライ、ハムと味噌カツの盛り合わせランチ。
平日は、750円~で休日は1250円。ランチといえども、夜もこのメニューが食べれる。
驚くのは、店内!おばさんが、一人でランチを食べにくる人数が驚くほど多い!
最近、流行のお店といえば、ターゲットは「若い女性客」。彼女らに「美味しい」
と広まれば、OLをはじめ、「おしゃれでセレブな?女性客」が値段の惜しみもなく
来てくれると、思っていらっしゃる飲食店さんが多い。
されど、この日本の食文化を支えているのは、実は、「おっさん」と「おばさん」なのだと
つくづく思う。私は、夜の名古屋駅周辺のいわゆる「居酒屋」が昔から好きだ。
「レストラン」で高いお金を出して美味しいものを食べるのは、「当たり前」
されど、「安く」「本当に美味しいもの」を頂くには、会社帰りの「おっさん」たちが集まる
「定食屋」や「居酒屋」なのだ。煮物を頂けば、すぐ分かる。「おっさん」たちは、
「知っている」のだ。何が美味しくて、まずいのか。ご家庭の主婦の皆さんの方が、
「~ホテル」のランチで「美味しい」と食べているが、実は旦那の方が「味」を知っている。
家庭の食卓というのは、侮れないのだ・・・。
ここの御幸亭は、場所がビジネス街ではないので、「おっさん」を見つけることは難しいが、
「おばさん」が「一人で」来てしまうくらい、美味しいお店なのだ。
若き時は、現代風のお店でどれだけでも口を肥やせばいい、それでいいのだ。
だが、しだいに、その肥えた口は、本当の「旨み」を求め、こういう美味しい店に
足を運ぶようになる・・・。「鬼の舌打ち」が、各テーブルから聞こえてくる・・・・各々の至福の時間だ。
お店はこちら→>http://www.miyukitei.com/