今年もついに、「彼ら」がやって来た!
犬の散歩中、今年一番の鳴き声を聞いた!ミーン、ミーン、ミーン♪♪
歩いているすぐ横の木にとまって、鳴いている・・・。
夏の到来を一番身近に感じた瞬間だった。
蝉といえば、色んな種類があるが、これは、日本だけの「昆虫」であろうか?
もちろん、アメリカにもいる。さすがに、スコットランドにはいなかったが。
ギリシャ神話では、アポロンや暁の神アウロラの持ち物とされ
「復活、不死」の象徴とされたともいわれる。
実はワイン大国、フランスにも存在する。南プロヴァンス地方にしかいないという「特殊な昆虫」
らしい。アビニョンあたりに行くと、この蝉、実は、「魔よけ」として各家々の玄関に「木彫り蝉」が
飾られているというほど、街の象徴として知られている。私も過去に2回ほど、フランスには行ったことがあるが、残念ながら、南フランスにはまだ足を伸ばしていないので、まだ見たことがない。が以前、
テレビでその映像を目にした。
しかし、この昆虫だけは、私は、どうも生理的にうけつけることができない・・・。私にとって、夏の公園ほど、「恐怖」なものはない。その恐怖感は、ある一種、病的である。きっと、私の前世は、蝉のえさ、
つまり、「木」であったに違いない!
答えは後ほど・・・・。このナイフは、Chateau Laguioleのソムリエナイフ。二年前の誕生日に主人が
プレゼントしてくれた。まだ「駆け出しソムリエ」の私には、もったいないナイフだが、さすが、
一流品、このナイフはどんな長いボルドーのコルクでも私に手助けしてくれる。
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私の先生、シニアソムリエのN氏が、ご自分のレストランでお客様に出しているフォークとナイフも
このChateau Laguioleのもので、それが、私には最初の出会いだった。その昔、
フランスオーベルニュ地方ラギオール村出身の兵隊達が皇帝ナポレオンに度重なる戦場でその勇敢さを認められ、皇帝のマントに飾られている象徴の「?」を彼らの刀につける許が得られた事がはじまりのよう。
この彫刻が頻繁につけられるようになったのは、つい最近のことで、第二次世界大戦の終わる頃までは、単に三角形ののっぺりとした出っぱりが付いているだけのものだったらしい。
今では、何百円~ソムリエナイフは販売されているが、一流品には、やはり一流品なりの「使いやすさ」
と「効率性」がある。いつ私は、このナイフを自分のものにできるのか・・・道のりは長い。
今は、まるで入学式に背負った「真新しいランドセル」のようだから・・・・。
さて、この「昆虫」、「蝉」にも見えるのだが、実は、「ミツバチ」なのだ。皇帝のマントにあった
象徴というのは、「ミツバチ」だったのだ。由来は明らかではないが、「勤勉」・・・か?
少なくとも、私の大事なナイフに、私の天敵「蝉」ではなかったことを、喜ぼう・・・。