今年もとうとう、この誕生日がきてしまった。
年々、歳を重ねるたびに、嬉しさ半分、妙なプレッシャーに悩まされる・・・・。この歳相応の
人間に自分は今時点いるのか・・・と。
人間は誰しも自分では、歳をとったとか、老けたとか思わない。そう思わせられるのは、他人の目と口からである。
しかし、確実に、人間には「老い」と「死」は、この世に「おぎゃー」と「生」を受けたときから、全ての人に対して平等に避けられないものとして、与えられている。向かっているのだ。
それでも、世の中には、あの聖路加病院名誉院長の日野原重明先生のように、95歳を召した方でも、
次なる自分の目標に向かって、社会に貢献していこうという志で元気でいらっしゃる。
年齢が若いだけの、若年層よりも、はるかに生きることへの気力が「若い」。
頭が下がる話だ。
老いに伴う、顔の皺や筋肉の衰え等は、不老不死の薬を飲んだ、秦の始皇帝でも避けられない人間の運命だ。しかし、老いていく過程の中で、せめて「気力」が「体力」より早く衰えないように、歳を重ねて
いけれたらいいなーと思いながら、今日の誕生日を迎えた・・・・。今年は「大イベント」が待ち受けている。「1歳老いてしまったー」などと、言ってはいられない。
本日、主人が買ってきてくれた、誕生日ケーキ。やっぱり「嬉しい日」だ。そして、夕食のお供をしてくれたワイン。
Nuits Saint Georges
生産者 : シャンソン・ペール・エ・フィス
産地 : フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ボーヌ/ニュイ・サン・ジョルジュ
タイプ : 赤ワイン
少し頂いたが、チョコレートのカカオの香りが最初に広がり、イチゴの熟した部分の香りに、
少し酸味のきいたさくらんぼの香り。とてもしっかりしたストラクチャーで、力強い。
ワインが「柔らかくなる」までには、やや時間がかかるが、最後は、とても穏やかに丸くなっていく。
鴨料理に合わせるか、もしくはチーズと合わせると、より一層美味しく飲めるワインだ。
主人は飲みすぎたのか、酔っ払って寝てしまっている・・・・。いい誕生日をありがとう・・と、
まだフォークの入っていないケーキを見ながら、食べようか、食べまいか、葛藤している・・・。