美味しい白ワインと、いまいちな白ワイン。何が違うのか?値段?味のポテンシャル?
余韻の長さ?
いろいろと、ワイン通達は、眉間に皺を寄せながら、「これはですねー・・・・」と語り始める。
その中に、重要な要素、「ミネラル感」を口にされる方も・・・・。
素人さんにとっては、「あ~あ~はじまったよ・・・・、もうどうでもいいじゃん
然り!
でもちょっとまったあーーーー!
実は、このミネラルって素人さんの日常生活でも、とても大事な要素。
美味しいお豆腐を頂くとき、何をつけます?美味しいお肉のお刺身を頂くときは?
新鮮なお野菜の旨みを楽しみたいときに、つけるものは?
そう、「お塩」!
でも、お塩って難しいのです。料理でも使いますが、あの「さじ加減」と言われる量を調整するのは、
本当に料理する方の舌の感覚のみ。ほんのわずかで、料理の旨みを左右してしまう、実は、
調味料の中で一番難しく、重要な役割を果たします。
で、何の塩をお使いになってます?
伯方の塩?あ~、気持ちは分かります。って少し今日はお塩のお勉強をご一緒にしましょ!
お塩が日本で専売制になったのは、日露戦争あたり。このころから、現在の日本たばこ産業さんが、
専売権を持って、日本市場を独占していました。(現在は廃止されましたが)
この会社によって、さまざまな技術により、海水からほぼ塩化ナトリウムのみを取り出した「精製塩」
が出回っていきます。と同時に、日本人の「高血圧症」患者の割合が増えていきます。
技術が発達していくということは、「余分なものを排除していく」ということ。ここで、排除されていったのは、もともと「自然海塩」に含まれる、マグネシウム、カルシウム、ヨウ素といった「ミネラル」
だったのです。あ~恐ろしい!
実は、この「自然海塩」こそが、高血圧は誘発されにくい、ミネラルたっぷり「自然塩」。
食べてみると、明らかに違いがわかります。
塩化ナトリウムだけの塩は、辛いだけ。でも、自然海塩は、甘いのです。
見た目も、前者は、見事な白さ!後者は、少し黒っぽかったりして、白くはない。
我が家も、もちろん、自然海塩を使用しています。
この自然海塩は、お店でおいてあるお塩。甘くて、柔らかいのです。
そして、海外にもミネラルたっぷり塩はありますが、2つだけ紹介させていただきます。
左の岩塩は、パキスタン産。ガンダーラ文明ゆかりの地で採掘されたピンク色岩塩です。
今年の誕生日に友人が送ってくれました。甘くまろやかで決してでしゃばらない・・・。
聞くところによると、何億年か前の岩塩から採られたらしいです。
右の塩は、イタリアのシチリア島で紀元前、フェニキア人が見出した塩湖の町トラパニ、マルサラで
採れた塩です。おっとここでも、ワインの歴史と繋がってしまったあ!何たること!
両者とも料理で使わせていただきますが、ジャワ島の塩に続き、素材の美味しさ、甘さを
引き立ててくれる自然塩です。(ここだけの話、「伯方の塩」って塩化ナトリウムの量がかなり多い
のです。そんなことで、エエンカイ!)
しかし、どうして、人間というのは、莫大な研究費をかけて、さまざまな「自然さ」を排除していくのでしょうか?