「昭和の真相・・・~1898」つづくで終わる物語。
ビートたけしと、美輪明宏がナビゲーターで、昭和天皇崩御、美空ひばり、阿久悠、ナショナルの
松下幸之助、ダイエーの創業者中内をはじめ、昭和から平成に移り変わる世の中に生きていた人々に焦点をあて、何が変わったのかを映し出す番組だった。
その中で、興味をそそられたのは、やはり、経営の神様:松下幸之助とダイエーの中内との理念の
違いがどう、日本を変えていったかということだった。
松下は「水道哲学」。世間に物を増やし、豊かさを追求。当時25万する(月給平均8千円)電化製品を
買い、人々に働く意欲をもたせた。一方、中内は「価格破壊王」。安く大量に物を増やし、豊かさを追求。両者の目標;物の豊かさは、実現していった。
しかし、「働く」という根本は対極してしまったのではないか・・・。どちらが、正しいとは、人それぞれの
価値観で判断していくしかないが・・・。
私たちは何のために働くのか?
えなりかずき君がゲスト出演で、最後に意味あるコメントをした。「歴史をもう一度勉強して私たちは
前に進まなければいけないですね」
まさに、「温故知新」ではないだろうか?作家;阿川弘之が某紙上で語っていたのを思い出す。
温故知新、孔子がなぜ、「温」の字を「暖」にしなかったか、深い言葉であると。
大義のために、カミカゼとなって、国の平和のために命を自ら授けて去った若者、ひめゆり部隊の乙女達。私たちは、その歴史の末に「生かされている」ことを忘れてはいないか・・・。
ワーキングプアといわれる若者たちよ、大志を抱け!そして歯を食いしばって頑張れば、自ずと
光が見えるのではないか?政治にはもう頼れない時代、わが身はわが身で守らねば、誰が
守ってくれよう・・・・。辛口でした。よいお年をお迎え下さい。来年も「心豊かな」年でありますように。