メッセージを風に乗せて・・・
その昔、江戸時代の頃、手紙という言葉を送る手段がない時代に使われた「葉」。
絵葉書が始まったのは明治時代。それ以前から人々が「はがき」として使ったといわれています。
その名も、「はがきの葉」。
この葉の裏に突起物で文字を刻み、人から人へ言葉を送ったそうです。まるで風が運ぶように、人から
人へ・・・。今では、ほとんどがE-mail。お礼も挨拶も全てE-mail。文字を風ではなく空気が運ぶ時代。
アナログの私は基本的に手紙が大好き。最近では筆不精になりつつあるが、紙の上に伝わった人の温度が自分の街の風と共に、相手の方の町の風へ運ばれていく。手紙が街の風景まで運んでくれる気がして、ポストに入った手紙を手にする感触がたまらなく嬉しい。昔のこのはがきも風と風景をいくつも
通り抜け、何通の恋文を運んだのだろうか・・・・。
犬山市にある博物館明治村には、三重県から移築された宇治山田郵便局があり、その前には、当初
使われた昔のポストがある。ちなみにここに手紙を投函すると、宇治山田郵便局の消印が押されるので
手紙が時代を超えた不思議な手紙になって風に運ばれる。もし足を運ばれることがあったら、ぜひ、
一通、恋文を投函してみては?
ちなみに、桜のこの時期、明治村の桜風景は見事!建物や木の位置、風景すべて計算されて移築されているので、絶景である。その上、人だかりではないので、ゆっくり散歩も。名所に行くより、私は、
ここの散歩が好きだ。