明けましておめでとうございます。

2017.1.5

明けましておめでとうございます。

本年もラ・ムーノは皆様の食卓に幸せをお届けするために、新たな自然派ワインの発掘&ご紹介をさせていただきます。よろしくお願い致します。本日よりラ・ムーノ通常営業開始です(11時開店、20時閉店)

さて、お正月用に開けたワインをご紹介です。
ビオディナミ農法でブルゴーニュで活躍するエマニエル・ジブロ。1985年からビオロジックやビオディナミの哲学に則した有機農法を開始し、1996年からビオディナミを採用。ECOCERT認証
済み。エマニュエルの父は穀類と野菜類の農家でしたが、1972年から当時としては珍しい有機農法を行なっていました。
ぶどう樹が本来持つ病害虫への耐性をより強めることで、その土壌を化学薬品から守り、ワインの持つ個性をより引き出すことができるとされています。また、鋤き返しと堆肥により、土中微生物を活性化させています。 

そんな彼が造った白ワイン:
Côte de Beaune « La Grande Chatelaine » Blanc コート・ド・ボーヌ・ラ・グランド・シャトレーヌ・ブラン 
シャルドネ100% 抜栓したコルクからの香りからワインの中身が想像できます。黄金色の輝き。まるでバタールモンラッシュを思わせるような香りが立ち上がります。ナッティーでバターの上澄み液の香り。口に含むと、なんと上品な口当たり。まだ若干酸味があるので、少し時間を置いてからまた口に含むと優しくも芯のしっかりした上品さが増してきます。芳醇でとても複雑性を持りますが、ミルキーでなめらか。
全房のまま圧搾し、24時間デブルバージュ。ワインのピュアさとミネラル感を損なわぬよう古樽で発酵させ、10~12ヶ月間澱とともに熟成させ瓶詰め。
ボーヌ1級の斜面をさらに登ったところに位置するアペラシオン。非常に古くから存在する区画ではあるものの、全域で僅かに52haとブルゴーニュでも最も小さい村名アペラシオンの一つとなっています。木々に囲まれた、彼のみが所有している独立した区画となっていて周囲からの影響が排除されるため、「ビオディナミ農法に
とっては、理想的な畑。」(エマニュエル)

今年の最初はエマニエルジブロでした。さて、今年も皆様にとって素敵な一年となりますように。

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