La Muno由佳です。

2016.8.22

La Muno由佳です。

台風が近づいていて不安定な天気です。昨日の夕方の空を見上げたら、なんとなく「秋」を感じた私です。確実に季節は変わっています。

昨日、名古屋環境大学講座「食卓の中の微生物~自然派ワイン~」に参加させていただきました。その内容をご報告します。
La Munoからノンアルコール2本、日本のスパークリング、イタリアのプロセッコ、フランスのシャンパン2本を皆さんにテイスティングしていただきながら、スローフードインストラクターの横江かおりさんのご指導の下で、皆さんで作った夏野菜キッシュ、愛知伝統野菜「ちりめんかぼちゃ」、ピクルス漬けお野菜、蜂蜜&バケット、横江さん手作りスープ、を頂きました。
ワインのテイスティングにも関わらず、アルコールが飲めない方も5名ご参加いただき、ノンアルスパークリングと自然派微炭酸ぶどうジュースを楽しんでいただきました。飲めない方の方が、味覚が敏感かもしれませんね。喜んでいただけたようです。
そして飲める皆様には、スパークリング、シャンパンがずらりと並んだグラスを目の前に、ご自分の味覚を確認しながら、好みをいろいろお話くださり、とても気楽に楽しんでくださったようです。
どれも、素晴らしいスパークリングとシャンパン。酸化防止剤無添加で丁寧に造っている日本のスパークリング。綺麗な酸と果実味のバランスが整ったプロセッコ。キリリと辛口で抜群の細やかな泡と程よい果実味のバランスを持ったリシャール・シュルランのシャンパン。今は亡きテノール歌手パヴァロッティが愛したシャンパン、ドラピエ。どれも引けを取らない美味しさ。それぞれの造り手が、それぞれのブドウの旨みを上手に引き出したスパークリング、シャンパンばかりでした。
講座内では、自然派ワインの話と、温暖化によるワイン造りの変化を少しお話させていただきましたが、お隣のお客様から興味深いお話をお聞きしました。現時点で「生物多様性ホットスポット」と言われる地域と現在葡萄を栽培している国々との接点。
温暖化は何を語っているのでしょうか?環境とワインの繋がりがどれほど密接なのか考えさせられます。
年々変わる「世界ワイン地図」。環境はどうなっていくのか?人間と地球はどこに向かっているのか?
自然派ワインがこの温暖化と共にどう変わっていくのか?
環境を今一度見つめなおすきっかけになりました。
横江さん、ご参加いただきました皆様、貴重な時間をありがとうございました。

「生物多様性ホットスポット」については、こちらを。
http://www.conservation.org/global/japan/priority_areas/Pages/overview.aspx

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