La Muno由佳です。

2019.6.19

La Muno由佳です。

このボトルが視界に入っただけで、釘付けになる「容姿」。新入荷ワインの紹介です。

イタリアのアブルッツォ州、マジェッラ国立公園内にあるワイナリー「ファビュラス」のワインが入荷しました。国立公園と聞いただけでもウキウキしそうな大自然からの恵をたっぷり閉じ込めたワイン、なんて想像できそうですね。

放牧する羊からの自然な肥料や、飛び交う鳥やミツバチ、動物の息吹が身近に聞こえる空間、そして肥沃な土壌。畑ではビオディナミを取り入れ、デメテール認証を取得しています。
 ファビュラスでは地域の固有の酵母、特にカモミールと地元の植物「スラ」からの花粉から選択された酵母を好み、プレス機からアンフォラの粘土の小穴までこの酵母が定着しているそうです。
 ワインとラベルは現在マジェラ国立公園になったこの土地に生きた伝説のMajellaneと呼ばれる7人の女性戦士にまつわる伝説やこの地の歴史、舞台に巻き起こった様々なストーリーをそれぞれのワインに展開し、エチケットに描写しています。

左からフランス軍の前に突如現れた年配の紳士が樫の木を火柱に変えて兵士を蹴散らしたという物語の1幕。モンテプルチアーノ主体のミディアムボディー赤ワイン。

羊飼い「ゲナリオ」をエチケットに描写してあるペコリーナ主体の辛口白ワイン。その昔、農場には巡礼者と移住者の休憩所が用意されていたとか。

アブルッツォの歴史、戦い、子守歌を歌い上げるミュージシャンが使用したアコーディオンを描写してあるパッセリーナ主体の辛口白ワイン。柑橘、りんごの蜜の香りとたっぷりミネラルを含んでいます。

プレアデス星団(すばる)でその中のマイア星を女神に仕立てた伝説をエチケット描写してあるマルヴァジア主体の辛口白ワイン。リンゴやスモモの香り、程よい苦味がアフターに。

あなたはどのアブルッツォの歴史を「飲みます」か?現在完売中のピノグリージョ主体のワインも間もなく入荷します。こちらのエチケットは、店頭でご確認下さい!どれも口に含んだらファビュラス=素晴らしい!と呟きたくなるワインかも!(^_^)ノ

それでは本日も皆さんにとってよい1日となりますように。

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