La Muno由佳です。

2017.2.24

La Muno由佳です。

今日は冷たい風ですね。一宮市梅ヶ枝公園には、もう梅が咲いています。春は目の前ですね。

今日は白ワインの紹介です。寒い時期はどうしても赤ワインの比率が多くなりますが、やはり「疲れ」てきます。そんな時にいただきたい身体に優しいしてそ旨みたっぷり白ワインが飲みたくなります。
こちらフランスのラングドック・リムー村にあるシャトー・ド・ゴールの白ワイン「リムー」。オーナーのピエールさんはエンジニアとして優秀な技術者でベルギーの大きなプラスティック工場長として20年以上勤務。リタイア後、2004年に南仏に購入。何と200haもある大きな敷地に13世紀の古いお城。その中には25haの畑が付いてきており、それならばワインを造ろうと決心したのです。もともと化学肥料を使用していた畑です。
前の所有者は最後の2年間(2002/2003年)はもう畑に手をつけなかったので、かなり荒れ放題でした。が、幸か不幸か一切化学的なものは畑に入れていませんでした。それをたった3人のスタッフで造り上げたのです。2005年から若き醸造家マークと共にシャトーを立ち上げやっとワインを醸造して販売できたのは2006年から。 広い広い畑は高さ300mの標高で、なだらかな傾斜になっており、森の中に独立して存在しておりますので、鳥の声しか聞こえません。その高さがこのワインの酸味を形成してくれております。。三種の白ブドウ(シャルドネ85% シュナンブラン10%モーザック5%(手摘み/平均40年)
を木樽で発酵、そのまま7 ヶ月熟成しました。淡いイエローの外観からライムや桃、ハッカやマーマレードの香りを感じます。たっぷりとしたボディはふくよかであるがピュアで瑞々しい果実がベースとなり、そこにほんの少し甘いニュアンスと綺麗な酸が溶け込み戻りのあるアフターを演出してくれるコスパの非常に高いワインです。2日目にはより旨味を増しふくよかさも倍増。自然派ワイン特有の「美味しさ」が時間経過と共に膨れ上がります。ちょっと赤ワインに疲れたお口にこういうワインは癒されます。オーナーのピエールさん、画家でもありまして、このワインのエチケットは彼の「作品」。(お写真はインポーターさまより)

本日も皆様、素敵な一日をお送りください。ラ・ムーノは常通り通り明日土曜日は営業で日曜日お休みになります。誕生祭28日火曜日まで。

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